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6月13日(2016年)にメダカの飼育をレクチャーしてくれる「メダカ生活はじめませんか?」という本が発売されました。
メダカ飼育の本は何冊か出ていて、このブログでも紹介してきました。その中でもこのメダカ本は読みやすく、わかりやすかったです。情報量も豊富です。
はじめてメダカの飼育に挑戦するかたの入門本にはおすすめです。
メダカのプロが監修
「メダカ生活はじめませんか?」は馬場浩司という方が監修されています。
馬場さんは、日本メダカ協会の理事を4期にわたり歴任され、品評会でも審査員を務めていらっしやる方です。いわやメダカのプロフェッショナルです。
本の内容は、他の飼育本と被る部分がありますが、飼育方法は人によってそう変わるものでもないので、仕方ないでしょう。しかし他の本にはない情報や、視覚的にも多数の写真・図解でわかりやすく工夫されています。
メダカの基本から学べます
「基本のキ」として、メダカとはそもそも何ぞや?ということからスタートしています。
サンマと同じグループとは目からうろこでした。確かに受け口の点とか共通する部分がありますね。
メダカの体の基本もあり、大きな写真で分かりやすく、見やすく書かれています。鼻のことまで書かれているのを見たのははじめてかもしれません。
飼育方法について
読者にとって最も気になるのは、飼育方法ではないでしょうか。
室内編と屋外編に分けてレクチャーされています。実のところ飼育方法に関しては、他の飼育本と大して違いはありません。
実際にメダカは強い生き物なので、立ち上げにはさほど手間はかかりません。それに一定のセオリーがすでに出来上がっているので、どの本でも同じようになってしまうのは当然といえば当然です。
しかしこの本の他とは違う特色は、豊富な写真と図解、情報量の多さにあります。屋外編では各月ごとのメダカの世話の方法が1ページごとに紹介されています。
これは分かりやすいです。
水換えにジョウロを使えばよいというのは面白かったです。確かにジョウロなら水の勢いも弱く、メダカの負担になりにくいですよね。
ただメダカを長く飼育してきた立場から言えば、バクテリアの働きのしくみとか、白濁りの対処など、もう少し踏み込んだ説明もあればなぁと思いました。
あとメダカを水槽に入れる際に、買ってきたお店のメダカの飼育水もいっしょに入れるような記述があります。しかしお店の水はもしかしたら病気も含んでいるかもしれないので、なるべく入れない方が良いです。
これから飼育をはじめるには読んで損はない
「メダカを飼いたいのですが、オススメの本ありますか?」と聞かれれば、今ならこの「メダカ生活はじめませんか?」と「メダカの飼い方と増やし方がわかる本」を推薦します。
「メダカ生活はじめませんか?」は飼育準備についても1章かけて説明されているので、メダカ飼いたいけど何から手をつけたらいいの?という悩みも解決してくれますよ。
●あわせて読みたい
たいていの本屋にも置いてあって、メダカ飼育のバイブル的な本です。定番のロングセラーといえるでしょう。こちらも初心者には分かりやすく解説してあります。
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