こんにちは♪
メダカを飼育していると、立ち上げ時や換水したとき、また突発的に水槽の飼育水のが白濁りすることがあります。
原因で対処は違ってきますが、主な解消法は
- エアレーションやろ過フィルターの使用
- バクテリアの添加
- 濁り除去剤の使用
がメインになります。
上記すべての対処をするのではなくて、白濁りしたそれぞれの原因に合わせた対処をすることになります。
白濁りの原因は何か?

白濁りの主な原因としては
- 立ち上げたばかりでバクテリアが定着していない
- バクテリアの死骸
- 微生物・有機物の大量発生
- 底砂の細かい粒子が漂っている
- グリーンウォーターの初期段階
などがあります。
飼育していると、水質変化が原因でバクテリアが大量死して、その死骸が白濁りとして現れることがあります。
環境の急激な変化で好気性(酸素を好む)のろ過バクテリアは死にやすいんですね。
底砂の粒子が漂っているだけの場合は、立ち上げたばかりで底砂の洗いが不十分だったり、水を入れるときに舞い上がったりするもの。
これは本当の意味での「白濁り」ではなく、数日すればすぐに収まるので心配いりません。
また、グリーンウォーターの初期段階に白濁りと間違えるケースもあります。
ただし、バクテリアの死骸の原因が亜硝酸やアンモニアが大量発生なら、メダカの生死にかかわるので、すぐに換水して薄めることが必要です。
白濁りの対策はいかに?
白濁りの発生原因によって、対策はいくつかに分かれます。
ろ過バクテリア不足が原因の場合
水槽を立ち上げて間もなかったり、何らかの原因でろ過バクテリア不足が起こった場合に白濁りが発生することがあります。
立ち上げ初期の場合には、数日おいていれば自然と濁りがなくなることもあります。
しかしなかなか解決しない場合、エアレーション(酸素の供給)が効果的です。とにかく好気性のろ過バクテリアを増やすことです。
何らかの原因でろ過バクテリアが不足している場合にも有効です。
バクテリアを添加することもよいでしょう。
バクテリアの死骸や微生物・有機物による場合
バクテリアの死骸などによる場合、濁り除去剤を使うという方法もあります。
グリーンウォーターやアオコによる濁りでも、濁り除去剤は役立ちます。
ただし、古代魚(ナマズ等)やエビなどの甲殻類を混泳している場合には、生体に影響がある可能性があるので注意が必要です。
濁り除去剤使用の場合は、ろ過フィルターなどで飼育水をろ過する必要があります。
ろ過装置を持っていない方はこちらも参考にどうぞ
フィルターを利用してメダカを飼育するならどれがおすすめ?
参考までに、ジェックスとチャームさんの白濁り対策の記事
●ジェックス
⇒観賞魚飼育 白にごり 原因 対策 解決方法
●チャーム
⇒水槽の濁りの解決方法
ろ過フィルターも見直そう
ろ過フィルターを使用しているのに白濁りが発生する場合、もしかしたら水槽の大きさに対してろ過能力がおいついていない可能性もあります。
その際は使用しているろ過フィルターを、水槽の大きさに合わせて見直してみましょう。

白濁りの原因まとめ
白濁りの原因と対策は次のようにまとめられます。
- 立ち上げしてすぐの頃は、バクテリアがまだ定着しておらず、白濁りしやすい。
→エアレーションやバクテリアの添加が有効 - フィルターを設置している場合は、水槽に対してのろ過能力が適切か見直す。
→フィルターの見直し - 立ち上げてしばらく経っているのに白濁りする場合、ろ過バクテリアが減少している可能性が高い。
→エアレーションやバクテリアの添加が有効 - アオコ・グリーンウォーター・バクテリアの死骸の場合、濁り除去剤(水草水槽、古代魚、甲殻類、ナマズ類を飼育している場合は慎重に)も効果が期待できる。
どうしても解決しない場合は、全換水・完全リセットが有効なこともあります。
以上、白濁り解消の参考になれば幸いです。
【関連】
フィルターを利用してメダカを飼育するならどれがオススメ?
【追記】
換水の際に底砂を巻き上げない方法で濁りを予防することができました。お試しあれ。
水槽の水換えや足し水のときは静かに注ぐやり方がグッド!
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