こんにちは♪
メダカが松かさ病にかかってしまいました。
水質には気をつけていたつもりでしたが、悪化していたのでしょうか?
そこでグリーンFゴールド顆粒での治療をしました。
そのメダカが回復し、完治しました!
いかにして治っていったか、治療の経過をたどってみたいと思います。
メダカが松かさ病になってしまった!
病気を見つけたときはビックリしました。治るかなぁというのが正直な感想でした。
太っているのとは違う独特の膨らみ方をしていました。
発見時の様子
実家で飼育していたメダカ。ある日お腹周りがパンパンに!
ウロコは逆立っていてむくんでいる感じ。クロメダカなのに白っぽい。ただ太っているのとは違うのが一目瞭然でした。
松かさ病のいわれの通り、松ぼっくりのように鱗(うろこ)が逆立っています。太っているというより、むくんでいるように見えます。
松かさ病の原因
松かさ病の原因はウロコの付け根の鱗嚢(りんのう)というところに水が貯まることによって起こる病気で、エロモナス菌が主な原因です。
水質の悪化で発生しやすいとのこと。とりあえず飼育水の入れ換えが必要です。
松かさ病の症状のかは分かりませんが、尾びれと尻びれも白濁していました。
横から
松かさ病の治療法
治療法としては、魚病薬の観パラDやグリーンFゴールド顆粒の薬を使います。塩浴だけではおそらく治りません。
観パラD、あるいはグリーンFゴールド顆粒の薬浴に加え、0.5%の塩を併用すると効果を発揮しやすいとされています。
僕は観パラDは持っていないので、グリーンFゴールド顆粒で治療することにしました。
薬浴治療の開始
観パラDやグリーンFゴールドで治療可能なので、持っていたグリーンFゴールド顆粒での薬浴を開始しました。0.5%の塩も入れています。
開始は9月22日からです(右の水槽)。
はじめは他のメダカ(尾ぐされ病のメダカ)と一緒に2匹で薬浴していましたが、水が2Lしか入らないプラケースなので、4日後の9月26日に松かさ病のメダカ1匹だけに変更しました。
2匹ずつ入れていると水質がすぐに悪化してしまい、せっかくの治療が無意味になる可能性があったからです。
4日後にはすでに改善
その入れ換えの際に薬浴の水も新しく全換えしました。その際に観察すると、すでにかなり良くなっていました。
上から見ても、むくみが見られません。
痩せたのではありません。横から見ても普通の体型です。おまけに白く白濁していたヒレも透明になっていました。
松かさ病完治へ
水が2Lと少ないので水質が悪化しないように気を使い、フンなどの処理は欠かさず行いました。餌も1日2回少量与えています。餌は残すこともありました。もちろん残り餌もきちんと取り除きました。
そして10月1日の様子です。薬浴開始から9日目です。
逆戻りして悪化することもなく、きれいな体型を維持しています。
本当は水はグリーンFゴールド顆粒の色(黄色)をしています。撮影時に透明に写ってしまっています。
4日目にしてかなり改善してきていたこと、9日目も悪化せず良い状態であることなどから、完治したと判断しました。
いきなり真水は負担がかかる恐れがあるので、徐々に塩浴のみに近づけていきます。そして塩浴を数日したら、今度は徐々に真水へと変えていくつもりです。
もしかしたら治らないかも、と思っていたので嬉しいです!
今回の松かさ病治療に効果を発揮したお薬。尾ぐされ病の治療にも使えます。
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